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(9715)トランス・コスモスの決算書分析

決算書DE企業分析!【2006/07/03 11:56】

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(9715)トランス・コスモス
【 とらんすこすもす 】
コールセンター、デジタルテレマーケティング大手。
ネットベンチャー投資育成も収益柱に。




2004~2006年3月期の財務諸表分析はこちら。
  '04/3期 '05/3期 '06/3期
売上高 ¥77,918 ¥91,898 ¥106,648
経常利益 ¥2,065 ¥7,631 ¥6,687
経営安全率 10.95% 35.79% 23.66%
流動比率 311.45% 378.76% 305.24%
自己資本比率 80.63% 69.58% 71.32%
総資本経常利益率 2.90% 8.78% 7.57%
(注:金額欄は百万単位)
損益計算書に関する指標の詳細
バランスシートに関する指標の詳細


■超不安定なコスト推移「経営安全率」
 売上高対営業利益率は3.8→5.4→7.5%と改善著しく見える。

 が、実際にふたを開けると
 ・原価比率:75.7→76.8→73.4%
 ・販管費比率:20.4→17.7→19.0%
 とコスト管理が実に不安定。

 その証拠が経営安全率に反映されている。


■「儲け力」は標準以上に躍進「総資本経常利益率」
 「儲け力」は2004年3月期の低迷を最後に大きく躍進。
 営業利益が大きく利益を出せるようになったことが大きい。


■「即金力」もたっぷり「流動比率」
 流動比率は文句なしの潤いを誇る。「即金力」もしっかり。

 ただし、「未回収金」がやや多めの感じがする。
 ここさえきっちりと回収できれば、十分に借入金を全て
 返済しても余裕で経営が行えると思うのだが。


■好比率も、構成には不安が・・・「自己資本比率」
 70%を上回る自己資本比率は、一見すると好材料に見える。
 だが、実態は剰余金が2006年3月期にようやくプラスへと
 転じた状態。

 資本構成の改善はこれからが本番だろう。


■かなり「読みにくい」決算書構成
 指標的には良く見えるのに、実際の金額や内訳を見ると
 首をひねりたくなる部分が多く見受けられる。

 正直、こういう決算書に何らかの不可思議さがある企業への
 投資は、ギャンブル性が高いのではないだろうか?




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