決算書DE企業分析!【2006/07/26 12:01】
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(9502)中部電力
【
ちゅうぶでんりょく 】
電力3位。中部財界の雄。超高圧送電線系統を強化。
通信関連など地元新規事業の中核出資者。
2004〜2006年3月期の財務諸表分析はこちら。
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'04/3期 |
'05/3期 |
'06/3期 |
| 売上高 |
¥2,101 |
¥2,133 |
¥2,150 |
| 経常利益 |
¥184 |
¥195 |
¥219 |
| 経営安全率 |
29.36% |
33.61% |
41.57% |
| 流動比率 |
28.44% |
24.88% |
31.51% |
| 自己資本比率 |
23.12% |
25.15% |
29.09% |
| 総資本経常利益率 |
3.05% |
3.42% |
3.83% |
(注:金額欄は十億単位)
□損益計算書に関する指標の詳細□
□バランスシートに関する指標の詳細□
■ほどよく安定した
売上高対営業利益率「経営安全率」
年々、
原価比率が高騰(70.0→72.7→75.4%)。
その分を
販管費比率の圧縮でしのぎ、安定した
売上高対営業利益率(約15〜16%)を出している。
大きな問題は、支払利息の多さ。2006年3月期の状態でさえ、
利益の30%を奪っているのだから、この負担は厳しい。
■標準レベルには及ばず
「総資本経常利益率」
総資本経常利益率が3%台と、「儲け力」に関しては
明らかにパワー不足。
せめて支払利息分の費用がなければ、5%台にのせられるのだが。
■渇水状態。
「流動比率」
昨年度はダムの渇水問題があったようだが、
「財務」に関する流動資産は常に渇水状態。
「即金力」は更に厳しく、
支払余裕比率は5%台。
流動資産の総額も、短期借入金の90%程度しかない。
■自己資本比率は増加も・・・
「自己資本比率」
「儲け」による数値の増加ではなく、資本金の増資による
数値の上昇というのが、実情。
剰余金の増加もあったが、総借入額は資本合計の1.8倍ほどもある。
まるで安心感が感じられない。
■財務に関する采配に大疑問。
どこの電力会社でも言えることなのだが、利益に対する関心は
高いのに反して、財務に対しての危機管理能力は、明らかに低い。
利益追求のためには「決算書に大きく表示されているムダな支出」
に対して、真っ先に取り組んでいただきたいのだが、果たして!?
(
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中部電力のHP
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日根野 健(01/29)