決算書DE企業分析!【2006/08/29 20:30】
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(9041)近畿日本鉄道
【
きんきにっぽんてつどう 】
営業キロ数で最大私鉄。約230のグループ会社を擁する。
拡大路線から地盤強化・事業整理へ。
2004〜2006年3月期の財務諸表分析はこちら。
| |
'04/3期 |
'05/3期 |
'06/3期 |
| 売上高 |
¥1,297,848 |
¥1,106,324 |
¥948,426 |
| 経常利益 |
¥33,464 |
¥43,639 |
¥48,741 |
| 経営安全率 |
19.48% |
26.95% |
31.02% |
| 流動比率 |
60.71% |
56.21% |
55.78% |
| 自己資本比率 |
7.80% |
7.26% |
7.75% |
| 総資本経常利益率 |
1.53% |
2.17% |
2.61% |
(注:金額欄は百万単位)
□損益計算書に関する指標の詳細□
□バランスシートに関する指標の詳細□
■営業利幅が順調にアップしているが・・・
「経営安全率」
売上高対営業利益率が4.3→5.9→7.1%と、順調に数値が伸びている。
ただし、2006年3月期は
販管費比率が8.6→9.4%と拡大している。
売上高も年々落ち込んでいる上に、
支払利息が
経常利益を30%以上(!)足を引っ張っている!!
■「成長」というわけではないのかも!?
「総資本経常利益率」
低い「儲け力」とはいうものの、数値は上昇中。
ただし、総資本が縮小していることも理由の一つであり、
その点を考えるとパワーアップしているとは。。。
■事態は深刻。キャッシュが不足!!
「流動比率」
流動比率が50%台と、常に危険信号が点灯している。
資産構成の問題だけで
・「即金力」が不足(
支払余裕比率5%台)
・売上げ金の回収速度が鈍い
・仮に未回収金すべてを回収しても
支払余裕比率は10%未満
・
固定比率が1000%以上!!
などなど。
いかに財務面なおざりで事業を拡張してきたか、が分かる。
■
剰余金も日照りが続く・・・
「自己資本比率」
総借入金が¥1.5→¥1.4→¥1.2兆円(!!)と推移。
いちおう、数千億規模で削減しているが、かなりつらい。
しかも、
剰余金はマイナスの上に、補充するモノもない。
■経営戦略の目指す先、それで大丈夫!?
決算短信にて、各部門において「改善」「拡大」「展開」を図る、
と述べた上で
・連結営業収益1兆円
・連結冬季純利益250億円
・連結借入金1.2兆円以内
の達成を目標として述べている。
失礼ながら、シロウト目でモノをいってしまうと
「その程度は達成可能でしょう!?」
「もっと上を目指すべきじゃないの!?」
と思ってしまう。
う〜ん、どうなんだろう。
(
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)
近畿日本鉄道のHP
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日根野 健(01/29)