決算書DE企業分析!【2006/09/01 21:00】
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(9014)新京成電鉄
【
しんけいせいでんてつ 】
京成電鉄系。津田沼―松戸間の鉄道を経営。
不動産賃貸が収益柱。バスは分社化で採算改善。
2004〜2006年3月期の財務諸表分析はこちら。
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'04/3期 |
'05/3期 |
'06/3期 |
| 売上高 |
¥20,321 |
¥20,253 |
¥20,109 |
| 経常利益 |
¥2,380 |
¥2,352 |
¥2,374 |
| 経営安全率 |
60.02% |
60.53% |
60.64% |
| 流動比率 |
72.82% |
62.52% |
57.62% |
| 自己資本比率 |
31.60% |
33.44% |
34.85% |
| 総資本経常利益率 |
4.40% |
4.32% |
4.17% |
(注:金額欄は百万単位)
□損益計算書に関する指標の詳細□
□バランスシートに関する指標の詳細□
■営業利幅は高水準!
「経営安全率」
売上高対営業利益率は13.8→13.5→13.2%と、
やや傾き気味ながらも、業界内ではアタマひとつ跳びぬけている。
そんな中、残念なのが
支払利息の多さ。
経営安全率を12%、経常利益を17%押し下げている。
■収益が今一歩か!?
「総資本経常利益率」
「儲け力」は4%台と、企業規模に対してはやや劣っている。
支払利息分を利益に回しても、5%ギリギリといったところ。
とすると、問題は売上高の低迷か。
■うるおいが、どんどん失われてゆく・・・
「流動比率」
流動比率は年々落込み、70%台から50%台に低下。
毎年行われている積極的な設備投資が行われ、通常業務の
ほうへ、資金が思うように流れていないように感じる。
■思うように上がらない指標。
「自己資本比率」
着実に圧縮される借入金と、ガッチリ積み上がる
剰余金。
その割には、負債全体が思うように縮小せず、
自己資本比率の上昇も鈍い。
大きな原因として、流動負債に計上されている「前受金」
が増加していること。
大げさな表現をすれば、前受金は
「無利子の借入金」
のようなもの。軽視は出来ない。
■設備の充実も大事だが、財務の充実も大事ですよ!
決算短信によると、各種事業において、サービス向上のために
設備の充実化を率先して行っていることが触れられている。
ただ、心配なのはその
「充実させた設備を維持する財力はきちんとあるのか?」
という部分。
財務の充実化についても、積極的になって欲しい。
(
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)
新京成電鉄のHP
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日根野 健(01/29)