決算書DE企業分析!【2006/10/12 13:00】
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(2772)ゲンキー
【
げんきー 】
福井県地盤の郊外型ドラッグストア。
大型店中心の展開で食品、雑貨など日用品が充実。
2004〜2006年3月期の財務諸表分析はこちら。
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'04/3期 |
'05/3期 |
'06/3期 |
| 売上高 |
¥16,027 |
¥20,747 |
¥24,436 |
| 経常利益 |
¥642 |
¥1,034 |
¥934 |
| 経営安全率 |
20.16% |
24.82% |
18.97% |
| 流動比率 |
86.64% |
95.97% |
98.11% |
| 自己資本比率 |
23.19% |
29.92% |
26.98% |
| 総資本経常利益率 |
8.62% |
10.94% |
7.80% |
(注:金額欄は百万単位)
□損益計算書に関する指標の詳細□
□バランスシートに関する指標の詳細□
■エリア拡大で販管費膨らむ
「経営安全率」
売上高対営業利益率は3.7→4.8→3.7%と波がある。
原価比率は小幅ながら圧縮傾向を見せているが、
販管費比率が2006年3月期に大きく膨らんだ。
主な原因は、エリア拡大に伴う地代家賃と人件費
(パート?)の
大幅増加。
加えて、新規店舗
(8店)と撤退店舗
(4店)にかかった賃貸費用が
営業外費用に大きくのしかかったものと考えられる。
エリア拡大の戦略は、
(特に費用面で)もう少し練りこんだ
ほうがよさそうな気が。
■変動激しいが、一定量は維持。
「総資本経常利益率」
「儲け力」は、乱高下しているとも取れるが、
企業成長に必要と思われる7%台以上は維持している。
あとは、今期以降の戦略次第だろう
(なるべく慎重に)。
■そろそろ設備投資にブレーキを
「流動比率」
流動比率は徐々に上昇しているものの、100%には届かず。
積極的な設備投資が
固定比率を200%以上に押し上げ、
流動性に影響を与えている。
また、売上げの回収は順調も、仕入れの支払いは超鈍足。
棚卸在庫も増加傾向となっており、この辺りも見直しが
必要かと思われる。
■積極策が企業の安全性を阻む。
「自己資本比率」
増資と
剰余金の積み上がりが著しく、資本合計額はぐんぐん上昇。
ただし、積極的な企業拡大策がたたり、総借入金も膨らむばかり。
資本合計を常に上回る総借入金。
利益が多い今のうちに、清算していった方が良いのでは?
■個別店舗の採算管理は利益に寄与。あとは・・・
決算短信にも記されている通り、個別店舗の採算を重視している
とのことで、その策による効果は「儲け力」につながっている
と思われる。
ただし、支出・財務バランスを見る限り、少々強引な
出店・撤退の動きが、足かせとなって影を落している。
「メガドラッグストア」の言葉どおり、一店舗あたりに
かかる費用は相当なものだと思われるわけで、
そろそろ全店舗がまんべんなく、安定した収入と、
コスト削減を行える戦略に重視することも大事なのでは
ないだろうか?
(
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日根野 健(01/29)