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(7838)共立印刷の決算書分析

決算書DE企業分析!【2006/11/16 20:30】

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(7838)共立印刷
【 きょうりついんさつ 】
商業印刷と情報誌等の出版印刷が2本柱の総合印刷中堅。
大型輪転機、デジタル化に定評。




2004~2006年3月期の財務諸表分析はこちら。
  '04/3期 '05/3期 '06/3期
売上高 ¥31,323 ¥30,107 ¥31,442
経常利益 ¥905 ¥1,970 ¥2,265
経営安全率 18.00% 34.54% 37.95%
流動比率 95.16% 105.58% 105.71%
自己資本比率 10.74% 15.84% 24.89%
総資本経常利益率 2.86% 6.27% 7.40%
(注:金額欄は百万単位)
損益計算書に関する指標の詳細
バランスシートに関する指標の詳細


■利幅UPも支払利息まだ多し「経営安全率」
 売上高対営業利益率4.3→7.9→8.3%と、急上昇!?
 原価比率が84%→81%と低下したことが利幅を大きく強化。
 それに負けじと販管費比率も小幅ながら圧縮が続く。

 ただし、支払利息の管理には四苦八苦。
 額面上でも思うように圧縮が進まず、せっかくの利益を
 10%以上も奪い去っている。


■低空域から上放たれた「総資本経常利益率」
 3%にも届かなかった「儲け力」は、今や基準値を突き抜けて
 7%台まで上昇。これは維持してゆきたい。
 ただ、無駄な支出さえなくせば10%到達も可能な位置
 (到達して当たり前)だという事を忘れてはいけない。


■財務バランスには問題多し。「流動比率」
 流動比率は100%台と、レッドゾーンからは抜け出したが、
 決して安心できる状況ではない。

  ・仕入れの支払いが鈍い
  ・負債総額の5割以上が借入金
  ・固定資産に資金がかたよりすぎている
 などなど、手を加えなければならない部分は多い。

 財務管理能力については及第点だ。


■改善傾向も、まだ×3「自己資本比率」
 剰余金の積みあがりと総借入金の圧縮が著しい。
 ただし、自己資本比率が示すとおり、安全性はまだ不十分。

 まずは総借入金が資本合計を下回る状態にまで
 持ってゆかねば。


■財務改善には消極的か?
 決算書と決算短信の内容から総合すると、収益の追及は
 積極的も、財務管理に関しては反応が今ひとつ。

  『財務体質の改善につきましては、東京証券取引所上場を
   機に株式市場のニーズを充分考慮し、直接金融にも
   積極的に取り組む所存であります。』

 もっと真摯に現状を反省すべきはずなのだが。。。
 そういう考え方なのか?




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P.78に掲載していただきました


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