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(7726)黒田精工の決算書分析

決算書DE企業分析!【2006/11/23 20:45】

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(7726)黒田精工
【 くろだせいこう 】
ゲージが発祥。精密加工技術生かし空気圧機器等へ展開。
半導体製造装置向けを強化。




2004~2006年3月期の財務諸表分析はこちら。
  '04/3期 '05/3期 '06/3期
売上高 ¥16,173 ¥18,429 ¥19,272
経常利益 ¥883 ¥1,199 ¥979
経営安全率 21.52% 23.92% 19.65%
流動比率 127.31% 132.13% 128.22%
自己資本比率 25.09% 28.54% 34.78%
総資本経常利益率 3.94% 5.30% 4.18%
(注:金額欄は百万単位)
損益計算書に関する指標の詳細
バランスシートに関する指標の詳細


■かみ合わない。「経営安全率」
 売上高対営業利益率が6.5→7.3→5.8%と揺れ幅が大きい。
 2005年3月期は原価比率が一時的に下がったものの、翌期は通常値に。
 その間に、販管費比率はジリジリと拡大傾向で利益を圧迫している。

 支払利息も経常利益を15%以上押し下げるなど、
 収益を確保するための歯車がカミ合わない。


■少々基準値には及ばないようで。「総資本経常利益率」
 「儲け力」は、4~5%付近でふらついている状態。
 結局は、営業利益の安定性確保が不十分であることと
 無駄な支出を押さえ込むことが出来ていない点が、
 この結果を産み出しているのだろう。


■営業能力の低さと固定資産偏重がネック?「流動比率」
 流動比率が120%台後半を推移と、イエローゾーンを抜け出せない。

 その理由は構成を見れば一目瞭然。
  ・売上金の回収能力が低め
  ・仕入れの支払い能力が低め
  ・固定比率が100%を大きく上回る
 財務管理に難あり。


■ようやく資本金が増加。「自己資本比率」
 資本金が増加傾向も、その額面は未だ少なめ。
 当然ながら、自己資本比率は安全領域までは届いていない。

 救いは総借入金の圧縮が進んでいることだが、毎期、
 約¥20億もの額をこれに充てなければならないのは痛い。


■具体案なし、か。
 決算短信には、収益・財務体質の改善・強化を目指すことを
 記しているものの、いかにしてそれを実現させるか?
 については不明。

 きちんと戦略を練って公開できないようでは、読み手の不安は
 広がるばかりでは?




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